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高松次郎展@国立国際美術館

こんばんは~

大阪在住の私ですが、本日初めて国立国際美術館に行きました!

本来大好きなはずのアートな世界・・・。
十数年も遠ざかってしまっていたのには当然のっぴきならない理由があったりしますが、ここでは関係ないので割愛します(・ω<)
とにかく、やっと作品を楽しめるようになりつつあるのですよ!生き返った心地です!



いやぁ、駅から遠いっすね!!(そこかよ


地下鉄淀屋橋から歩きましたが、暑いし遠いし、本当にこんなビル街にあんな奇抜な建物があるの!?!?と不安になりました。

でもあるんだなこれが。

注意なのが、隣っていうか同じ敷地に大阪市立科学館があります。
駅や道中の案内に「科学館」てしか書いてなくても不安にならないでください。
科学館の場所=美術館の場所です。

科学館も覗きたかったのですが時間がなかったので、
また次回の楽しみにとっておきます。


さて。
遠い上に散々迷って遠回りしながらも、なんとか美術館にたどり着きました。

ああ。
外観から既にハイソなオーラが・・・。
平静を装って突撃です。

ちなみに国立国際美術館では、2015.4.7~7.5は高松次郎展開催中です。
全館つかって開催してますので、上記の期間は通常のコレクションは見られません。

私は正直、モダンアートの知識ゼロなので
楽しめるかどうか不安でした。

でも杞憂でしたねぇ。
楽しかったです。

美術館に行く目的は、
もちろん作品そのものを味わうというのもあると思いますが、
私は美術館の空間全体を楽しむために来たのだと感じました。

静かで、豊かで、満たされた空間です。

これは、平日だというのも大きいです。
平日の昼下がり。
お客さんはごく少数で、たっぷり広い空間には作品と自分の足音だけです。
最高じゃないか・・・!!!!!!!!

※実際にはスタッフさんがお部屋ごとに座ってじーっとこっちを見てます(笑)ずっと座ってるのも大変なお仕事だなと思いました;


と、ここで美術館ビギナーに共有したい豆知識。
メモや写生に使っていいのは、鉛筆だけだそうです!
私はシャーペン持ってたけどボールペン一体型だったのでNGでした。
やさしいスタッフさんが鉛筆くださいました。
うああすいません;ありがとうございました。


高松次郎さんの作品は、「点」、「影」、「遠近法」、「単体」、「複合体」、「平面上の空間」、「形」など、複数のシリーズに分かれて展示されていましたが、

私が一番シンパシーを感じたのは「単体」でした。
特に、「題名」「ネットの弛み」という立体作品が好きです。

写真を載せられないので、どんな風に好きか説明するのが難しいのですが・・・。
自分の持つ感覚にかなり近い、ということだと思います。
もっと簡単にいうと、「グッとくる」ということでしょう。


高松次郎さんのドキュメンタリー映像も流れていましたが、
ご本人の肉声インタビューもナレーションもめちゃくちゃかっこよかったです。

実際の表現は忘れてしまいましたが、
創作は行為自体が自分の表現であり、それによってできたものは自分からは切り離された赤の他人である
という考え方が非常に納得できました。


全体を、ゆっくり歩くくらいのペースで見て、1時間くらいでした。
たぶんお客さんのなかでは、かなりサクサク回っていた方です(笑)
なにぶん、素人が感覚的に目に留まるものだけ見ていただけですので・・・。

でも、十分に満足しました!!
勇気出して行ってよかった~
通常のコレクションも見に行きたいです。

最後にもうひとつだけプチ情報。
国立国際美術館は、お手洗いも綺麗です。女性も安心。

それでは!
次は大阪市立美術館の肉筆浮世絵展に!
・・・もし行けたら書きます♪←


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